【英語ができるほど伝わらない】が起きる理由

英語できるから大丈夫!と思ったら。

 

同じ英語を話してるはずの相手が

何を言っているのかなぜかわからない。

 

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両方とも英語ができるのに、

なんで言ってることわからないの・・・?

 

 

その大きな理由として英語の種類の数が関係しています。

 

まず始めに英語を話せる人を分けると次のようになります。

 

①英語を第一言語として話している。

②英語を勉強して2、3番目の言葉として話せるようになった。

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次に、英語が通じる国を分けると、英語が『第一公用語』の国は多くないという結果になります。

 

何100以上ある国の中、英語が第一公用語となっているはアメリカ」「イギリス」「オーストラリア」「ニュージーランドの4国のみ。

 

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英語の留学先としてよく選ばれる「アイルランド」「フィリピン」も、英語はよく通じますが実は第一公用語ではないのです。

 

アイルランドの第一公用語アイルランド語

※フィリピンの第一公用語タガログ語

 

世界中の国で使われる英語ですが、

英語が母国語の国の方が少ないのです。

 

さらに、有名な「アメリカ英語」「イギリス英語」以外にも国の数だけ英語の種類があり、「発音・言い回し・表現までも変わります

 

「英語の種類がたくさんある。」

これこそが【英語ができるほど伝わらない】が起きてしまう大きな原因です。

 

たとえば、二人の英語が話せる人がいたとします。

 

一人は公用語としてイギリス英語を使ってきた人。もう一人は2番目の言語として英語を勉強して使えるようになった人。

 

一人が「一階に行きたい」とイギリス英語でお願いしました。しかし、同じ英語でも相手は理解できませんでした。

 

理由はイギリス英語では「1階」のことを「ground floor(グラウンド・フロア」と表現するのですが、相手が知っている英語の1階はアメリカ英語の「first floor(ファースト・フロア」。

 

当然これではお互いに英語がわかっていても話が通じません。

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けれど、お互いに英語が話せる者同士。

「1階ってお願いしているのになんでわからないの?!」

とイギリス英語でお願いした人はイライラ。

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 しかし、イライラしても相手はイギリス英語の1階(ground floor)を知らないので、困惑するばかり。

 

そうとは知るはずもなく、ついにお願いした人のイライラが爆発!

 

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 突然怒りだす相手に理由がわからないもう一人は動揺。

 

ここで怒られてるほうが落ち着いて相手をなだめられたらいいのですが・・・。

 

英語を第一言語として使ってない人の中には、自分の英語力に強いコンプレックスを感じてる人がいるのです・・・。

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もし相手がこのタイプで「私がちゃんと英語を話せないからって、バカにしてるな!」と感じてしまったら事態は一気に悪化してしまいます。

 

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 こうなったら誰かが間に入らないと溝は深まる一方になってしまう。

 

ここでどうにか間に入って事情を聞いてから説明し、

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 お互いに納得して和解できたらめでだし、めでだし!

 

なのですが・・・。

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事情を聞いても相手に対して納得ができず、ピリピリした関係になってしまうことが残念ながらあります⋯⋯。

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ここまで「英語ができるほど伝わらない」話をしてきましたが、この現象はどんな言葉でも発生します。

 

もちろん、日本語も例外ではありません。

 

会社の上司が何を言ってるのかわからない。

専門家の解説は難しすぎて意味が理解できない。

家族が「あっ、うん。ほら、あれだよ。あれ」しか言わなくって話が通じない。 

 

同じ言葉だからこそ相手に言いたいことが伝わると思いがちですが、現実ではそう簡単には伝わりません。

 

でなければ言葉による「誤解」「ミスコミュニケーション」なんていう言葉すら生まれてないはずです。

 

さらに言うと、あなたがこの記事を読んでいる間にも「いつの間にか使わなくなった」「新たなに誕生した」言葉が次々と出てきてます。

 

新たな言葉が生まれれば、それを知らない人が自然と出てくる。

 

そう考えると、言葉の世界は本当に深い・・・。

 

だからこそ、英語に限らずどんな言葉でも「相手が理解できるように伝える」心がけが大切なのではないしょうか。

 

 

【オマケ】

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New Art (ニューアート)

 

※記事の一部を訂正しました(2020/1/6)